シンガポールで吹奏楽を教えながら、わしも考えた!

金曜日, 4月 09, 2010

姿勢について


最近、いやちょっと前からかな、うちの学生の中に姿勢の悪いのが増えてきた気がする。
気がついたときに注意するべきだったのに曲の指導を優先してしまい、「まーえーか。。」とほうっておいてしまった。
これがほかの学生たちも、って言うか後輩たちがそれを見ていて、真似してしまったのだろう。
それが全体に緩んだ雰囲気を作ってしまった原因のひとつになっているのだと思う。

なにも直立不動の、体をこわばらせた姿勢で吹け!と言っているのではない。管楽器を演奏する上で一番「良い」姿勢で吹いてもらいたいだけである。
じゃあ、一番「良い」姿勢ってなんだろうと思うと、それはやっぱり、演奏するための筋肉が十分に活躍できる姿勢であり、空気の流れを十分に発揮できることだと思う。言い換えれば、せっかく取り込んだ息(空気)をどれだけ無駄なく音に還元できるかと言うことになると思う。
「息の燃費」?と言う言葉が今、いきなり頭に浮かんだんだけど、結構思いつきにしては分かりやすいかもしれないな。
取り込んだ息に対して、何%まで音に還元できているのかと言うことを学生たちに意識してもらいたいと思う。そのためには「良い」姿勢で演奏しようということに繋がると思う。


ちなみに写真は内容とはまったく関係がありません! 去年の12月に家族で香港に旅行に行ったときのホテルです。。。

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